文書中の特定の部分へのリンクを作成する方法について説明します.
まず文書中の要素に id 属性で名前をつける.以下は 7.4.4 という見出し要素に notice という名前を付ける例.
<h5 id="notice">7.4.4</h5>
id 属性の値は,同じ文書内で重複してはならない.
上で名前が付けられた要素へのアンカー要素を使った 7.4.4へ のリンクを以下のように書く.
<a href="http://www.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/%7Ehiroshi/education/webpbl/txt/wp-05.html#notice"> 7.4.4へ </a>
以下のように相対 URI で書くこともできる.
<a href="#notice"> 7.4.4へ </a>
名前に使える文字は決められている.
"012a"→NG, "a012"→OK
より広く有益に使うことのできるリンクの書き方について説明します.
click here 症候群にならないように注意. 下は日本語版 click here 症候群の例.
印刷しても通して読んでも意味が通る下の例のように書くべき.
リンクのアンカーは長くしたくないが,補足説明をつけたいとき, title 属性を利用する.
新しい HTML 文書は <a href="wp-03.html" title="東海大学電子計算センターの環境での HTML 文書の作成,転送方法の解説"> HTML 文書の作成,転送方法の解説 </a> を読んで作成し, <a href="wp-04.html" title="HTML 文法検証ゲートウェイサービスと授業用のミラーサーバーの利用方法の解説"> HTML の文法が正しいか確認する方法の解説 </a> を読んで正しい設定を行ってください
と記述すると以下のように表示される
マウスポインタをアンカーの上へ移動させ,説明が表示されるかどうか確認せよ.
リンクと著作権について考察します.
リンクは著作権を侵害しない.
情報のより細かい構造を表現する方法として リスト,引用,汎用ブロックの使い方を説明します.
3 種類ある箇条書の方法について説明します.
列挙型リスト ol, ul要素
ul 要素の例
ソース
<ul> <li>ul要素は特に順番に意味がない場合に使う.</li> <li>揃えて並べられるのでポイントがつかみやすい.</li> </ul>
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ol 要素の例
ソース
<ol> <li>順番を変えると意味が通じなくなるかどうか考える.</li> <li>意味が通じなくなるなら ol 要素を使う.</li> </ol>
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見出し語とその説明,というタイプのリストの場合は定義型リスト dl要素を使 う.以下が例である.
ソース
<dl> <dt>dt 要素</dt> <dd>見出し語を書くための要素</dd> <dt>dd 要素</dt> <dd>その説明書くための要素</dd> </dl>
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