コンコーネ50
いわゆる定番の練習曲集コンコーネ50番中声用です.
模範歌唱の音源も買いました.途中まで使うそうです.
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1番,絶対音感が無い自分はこの曲で音程を思い出す様にしています.
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5番,苦しみました.17小節のソがなぜか高くなってしまう.
16小節のあと15小節に戻る感じで歌うと正しい音程で出る様になりました.
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6番,譜面上の特徴はシンコペーションの多用ですが,
ポピュラーソングでも馴染みのある手法なのでこれはそれほど苦になりません.
問題は 3-4 小節で ミからミに上がる所のようないわゆるチェンジが入る
部分でしょうか.今の段階ではなにかを切り替えよう,
などとあまり考えすぎないようにしています.
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7番,ポイントは複付点音符でしょう.
先生から複付点音符の後の 16分音符は次の音符の前打音のように軽く処理する,
と言われました.長さだけ気にしていてはいけませんね.
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7番,スラーのコツとして,次の音を出す前に息に先行して体を次の音に移行する,
ということを教わりました.なるほど,やってみると機能しているように思います.
次の 8 番で役に立ちそうです.(2016.1.31)
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8番,まだレッスン前ですが 7 番で習った息より体を先行させる方法で
レガートを表現してみようと思います.教則本にある
「横隔膜の終末運動」ってなんだろう.
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8番,最初の音を,出してから探らずにバシッと出すように言われました.
有名歌手が「最初の音に命をかける」と言っていたのを思い出しました.
最も差が出る所だと思います.
また,18小節目でブレス中に次の音を意識するように言われました.
スラーの部分はこれを意識してやっていたので上記の部分を修正した後は
全体的に問題なしということで 8 番は修了となりました.
自分で考えた練習が正しかったので気持ちいいです.(2016.2.21)
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9番,全体的に構えず自然な声を出すことを言われました.細かい点としては
最後の 3 小節の 8 分休符 2 つをしっかりとることを言われました.
適当に一息で歌ってしまっていました.(2016.3.27)
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9番,2-3小節のつながりのように,8分音符3つで終わって
次の小節が強い音で始まるパターンがあります.
ここは前の 3 音を次のメインの前座と考え,クレッシェンドしながら
次のメインの音につなげる,と指示されました.これがカッコよくいうと
作曲家の意図を汲む,ということなのでしょう.
8分3音の代わりに付点 4 分音符ですが8-9小節のつながりも
同じ関係です.
(前座の合計の音価が同じなのでそういう意図なのだと判断できます)
この場合は一音の中でクレッシェンドを表現します.
あらためて譜面を読んでなるほどと思いました.譜面を読むのは面白いですね.
細かい点では 1 小節はクレッシェンドで始めること,18小節の
ソとシを切らないこと,具体的にはソを出しながら次のシ(ナチュラル)
を意識することを指示されました.
次回あと1回歌って次に進むことになりました.(2016.4.24)
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9番,終わりから 3-4 小節の部分の流れは,
「終わりから 3 小節め頭のファの音が主役.
その音だけを聞かせるのが目的で,前のフレーズは前座と割り切って歌え」
と言われました.表現している感じを味わうことができました.9番は終了です.
(2016.5.22)
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10番,一回だけで終わりました.付点4分音符の後の 16 分音符が
長くなる傾向があるのでもっと鋭く切ることと,14小節めのブレスで
流れを切らないようにブレス中に次の音をイメージしろといわれたぐらいです.
先生は次の11番を重視されているようです.
(2016.5.22)
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11番,2小節めのように 1,2 拍にデクレッシェンドがついている
パターンがたくさんあるのですが,
これの 1 拍めがフレーズの主役で,そこを聞かせるという意識で
前からの流れを作るように,と言われました.
この目的で例えば1小節めの最初のラの音は細く始めます.
これも一回だけで終わりました.
(2016.6.26)
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12番,次回から本格レッスンに入るために一回さらいましょう
ということで歌いました.自主練習で苦労していたのですが,
一聴しての先生の指摘は
「うまく歌えていないところは気持ち良く歌っていない」
という感覚的なもの.
うまく歌えないな,と思いながら歌っているのと
音に出るのですね.
コンコーネは筋トレみたいなものと思って取り組んでいたのですが,
気持ち良く歌うことに意識を向けることも重要なようです.
(2016.6.26)
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12番,
2小節目などの16分音符を短く小さく出すように言われました.
次の音が主役で,その陰に隠れるようにという指示です.
最後の 4 小節のメロディを間違ったのを修正し,
2回歌って修了となりました.
(2016.7.31)
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13番,
来週から本格レッスンに入るので 1 回歌ってみて,
ということで歌いました.39, 41 小節目の16分休符
が長すぎるという指摘がありました.コンコーネは
オンタイムのリズムを学ぶのが目的なので正確に歌わなければいけません.
ここは自分の考えですが39小節目と40小節目は似たようなリズムですが
39小節目で16分休符になっているところが40小節めでは前の音が続く形に
なっています.ここを対比するといいのでは,と思います.
楽譜本のp.6の13番の説明の「33ページの2段目の2小節めと3小節」
は1段目のことだと思います.(第1版211刷)
(2016.7.31)
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13番,
音程の跳躍の後の高音が遅れることを指摘されました.早めに
次の音を準備して修正するように言われました
39,41小節の16分休符が長すぎると言われ,修正しました.
この曲は今回で修了となりました.
(2016.8.21)
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14番,
Mai の子音をつけて歌いました.p.35 の 3 段目のミファソラシド,
と8分音符が連続するところは正確に発声しようとするよりも
多少いい加減でいいから流れるように発声するように言われました.
コンコーネは筋トレみたいなものなのでどうしてもしかめっ面をして分析する
視点になりがちです.あくまで歌の練習なので気持ちよく歌うことを
忘れないようにしなければいけないという意味のことも言われました.
(2016.10.9)
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14番,
14番は今日で終了です.15,16番はメロディーが高低2種類ある部分がありますが,
どちらも高いほうで練習することになりました.
(2016.11.20)
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15番,
13-14小節目のメロディーをもっと「いいかげんに」
歌うように言われました.「いいかげんに」というのは
よく言われるのですが,細かいところばかり考えてしまうところを
全体の流れをいい声で歌えということだと解釈しています.
2回めに速めの伴奏で歌うといい感じで歌えました.正確性を
ある程度捨てたのがいい結果につながったようです.
最後の「ミレファソラ」のミを気持ち上から入るように言われました.
(2016.12.25)
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15番,
最後の音程の跳躍が正確に出せていませんが今の段階はこれで
終了ということになりました.
(2017.1.28)
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16番,
最後のほうのド♯の音程が
低めになっていると指摘されました.
こういう高すぎない中途半端な音程が意外に難しいのだそうです.
(2017.2.29)
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16番,4 分と8 分の組み合わせのリズムで,
長さの差が小さすぎるという指摘を受ける.そこを
注意して歌い,今回で 16 番は終わりになりました.
(2017.2.26)
Updated in March 27, 2017,
misc
Yamamoto Lab.