Caro laccio (Francesco Gasparini)

先生チョイスの長調の曲です.かわいらしい軽い雰囲気の曲で, 自分でも好みの曲です.

全音楽譜出版社「イタリア歌曲集 1(中声用)」収録の 変ホ長調の楽譜を使用しました.

この曲らしく軽く歌おうかなと思っています. 素人目には難しい曲には見えませんがレッスンではどうなることやら.

1回目のレッスン
一通り聞いてもらいました.発音に修正点が多くありました.

最後の三点は本質的には同じ指示で,母音の発生がいい加減になるところがあるので しっかり発音するようにということなんだと思います.自分だけで練習していると なかなか気づかないものです. (2016.5.22)

2回目のレッスン
全体的にいい音と悪い音の差が激しいと言われました. 弱起の曲なので 4 拍めから始まるわけですが,その前の 3拍めで大あくびするイメージで,との指示. 17小節めの il mio の [i]l の i 音を長く,全体的に 母音を長く聞かせるように. 24 小節めの prigionier と so の間に休符があるが, それでも気持ちの上では途切れずつなげるイメージで 歌うように. (2016.5.26)

3回目のレッスン
母音の u と o が弱いことをまた指摘されました. 各母音の発声がアンバランスだと感じたときは [Mai] で歌う. このとき [i] の音が音符のタイミングに合うように歌って 修正せよとのことでした. (2016.8.21)

4回目のレッスン
9小節目のlegasti の[g]a を乾いた音に するように言われました. ここに限らず前に n 音が入る癖があることを指摘されました. 特に高音はそうすると出しやすいので癖になっていました. (2016.10.9)

5回目のレッスン
22小節目の レドの繰り返しを意識して だんだん大きく繰り返すように, 24小節目の so ch'io の[so] と 28 小節目の peno, の [pe] の音が遅れ気味なので注意して早く出すように 言われました. この曲は今回でひとまず終わりになりました. (2016.11.20)


Updated in November 20, 2016, misc Yamamoto Lab.