2000 年 1 月 2 日

走行前

さて 2000 年になりました.鈴鹿南コースのスケジュールではなんと 1/1, 1/2 とも全日ジムカーナ走行枠です.知合いの方が,年末年始大阪に戻るの で 1/2 に走行する,とのことなので 1/2 にみんなで集まって走ろうという話 になりました.今回の目標は 1 分 4 秒を切ることです.

走行開始

まず,メインストレート脇に電光掲示板が設置されたのが目をひきます.掲示 板自体は年末に設置されていたのですが,今回はちゃんと稼働していました. ただ,自分がゴールして次の人がスタートするまでの間しかタイムが表示され ないのでそれを見ることに集中すると危険かもしれません.数台ぶんのタイム が表示できる掲示板のようなのでそのうち改善されることを期待しています.

西山氏の助言でシケインのラインを前回から変更してぎりぎり外から進入する ようにしてみました.また,ストレートで 3 速がフケ切るので一瞬 4 速を使っ てみることも試してみました.

走行中

アツくなって何度か走行するも,どうにも前回のタイムに届きません.一度にい ろいろいじるとどれが悪いか分からないので頭を冷やすことにします.まずは 走行ラインに集中しようと他の方の走りを見学していると,随分自分と違う ラインをとっていることに気付きました.そうこうしているうちに到着した 西山氏とコース全体が見渡せる小高いところに登り,しばらく速い人のライン を見学しました.こういうときに電光掲示板でタイムがすぐわかるのはありが たかったです.

シケイン進入はぎりぎり外からで良いようです.驚いたのは最終コーナーで, 二人が考えていたよりずいぶん早めにクリップについています.コーナーで道 が曲がり始める所を 0%, 曲がり終わるところを 100 % と表現すると, 40% 時程度 のところで既にクリップにつき,50-55% ぐらいのところまで縁石を踏 んでいるのです.全般的に長めに縁石を踏んでいるようで,25 R の下りの右 ロングコーナーでも早めにクリップし,しばらく縁石を踏んでいます.A4 ク ラスの競技車のようでしたがその走りで 58 秒台を連発していました.

後半は長めにインの縁石を踏むことを目標にラインに注意して走ってみます. 直線での 4 速の使用は当面封印します.正確にどこからどこまで縁石を踏む, というのを狙ってやってみるとえらく難しいです.ブレーキをハードに使うと ラインが安定せず,ラインを最優先にすると余裕を残したブレーキングで,車 速も必要以上に落してしまいます.今日はライン優先で頑張ってみましたが, 前回とほぼ同タイムという結果になりました.タイムこそ変わらないですがラ インが全然違うのでそれなりに練習にはなったと思います.そのラインを守り つつどれだけ速度を上げ,ハードなブレーキングができるかだと思います.

考察

正確なラインを描くことと車速を上げること,ハードなブレーキングをするこ との 3 つを同時に達成するのはもちろん難しいです.なかでもハードなブレー キングの両立が一番難しそうなので,ラインを優先とし,車速をできるだけ速 めることを当面の目標にしようと思います.そうは言っても今の自分の下手な ブレーキングを放っておいていいわけはなく,ラインを乱さない範囲でできる だけ強いブレーキを使うことを心がけます.次こそは 1 分 4 秒を切りたいで す.


Updated in November 14, 2001, car, Yamamoto Labo.