毎回の授業の最初に出席メールを提出せよ.
教科書のサンプルコード(英語版)は以下のリンクからダウンロードできる プログラミングPHP第2版(オライリー) 「関連ファイル」から「サンプルコード(原著)」 をダウンロードし,展開して保存せよ.
PDF 用のライブラリを使うことで PDF 書類を作成し,出力することができる.
授業用サーバでは FPDF ライブラリとその日本語対応版 MBFPDF が導入済み.
ただし,10 章の例すべてにおいて
require("../fpdf/mbfpdf.php"); の行を
require("/usr/share/php/fpdf/mbfpdf.php");
に書き換えなければならない.
また,授業用サーバで使用できる 日本語フォントは GOTHIC, PGOTHIC, UIGOTHIC, MINCHO, PMINCHO なので必要に応じて書き換える必要がある.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_1.php が英語版の例 10-1 である.
require 行,フォント設定,内容の文字列等を
書き換え,日本語版 10-1 に書き換え,テスト実行せよ.
基本的な流れは以下の通り.
直接任意の座標を指定して文字列を配置するのではなく, 基本的に上から順に配置してゆく. 画面上をカーソルが動いているとイメージするとわかりやすい. 最初はカーソルは画面左上にあり, Ln() でカーソルをを進めながら Cell() で現在カーソルがある場所にテキストボックスを配置する. Cell() の第一引数は枠の幅であるが,0 を指定すると幅が 0 ではなく, 右端まで一杯に枠をとることに注意.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_2.php を日本語版に書き換え,テスト実行せよ.
テキストの属性として,太字,下線,斜体が使える.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_3.php を日本語版に書き換え,テスト実行せよ.
テキストの色指定は Cell の前に SetTextColor を呼び出して行う.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_4.php を日本語版に書き換え,テスト実行せよ.
MBFPDF クラスを拡張することで目的にあったクラスを作ることができる. 例 10-5 は MBFPDF では空で定義されている header() と footer() を実装するクラス myPDF を作る例である.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_5.php を日本語版に書き換え,テスト実行せよ.
Image()で画像を貼付けることもできる.
実習
上で作成した例 10-5 の function Header()
関数を p.272 のものに変更し,テスト実行せよ.
画像が表示されない場合は
最後の Cell() メソッドの第 7 引数を無くしてあるかどうか
確認せよ.
Write は単純にテキストを出力するメソッドである.Cell のように 枠を出力する機能等はない.Write の第1引数は 行の高さ, 第2引数は出力する文字列,第3引数はリンク情報(後述)
外部リンクの作り方は簡単である. Cell, Image, Write 共通で,最後の引数にリンク先の URL を与えればよい. その Cell, Image, Write の出力部分が指定の URL へジャンプするリンクとして 表示される.
内部リンクは次の 3 つの処理が必要である
AddLink さえ最初に行っておけば後の順番は任意である. SetLink の使用法として,リンク先の場所で第1引数としてリンク識別子 だけ与えて SetLink を実行し,「現在のページ」を飛び先に設定する方法, 第 3 引数を設定し,飛び先ページ番号を具体的に与える方法がある.
実習
ダウンロードした英語版サンプルコードの
10_7.php を日本語版に書き換え,テスト実行せよ.
ただし,p.275 の下から 12,13 行目の
$connection = mysql_connect("localhost","user","password"); $db = "library";
を実習の環境に合わせて書き換える必要がある.書き換える内容は授業で連絡する.
第 12 回課題「PDF 生成」 を提出せよ.