Ubuntu Linux
ubuntu の導入,その他

OS のインストール

Ubuntu に関する情報は以下のページで参照できる

Ubuntu Japanese Team

左のメニューの「コミュニティ」から「日本語 Wiki へ移動」を選ぶ. 「Ubuntu の利用」内にある 「Ubuntu に関する Tips 」 を選択する.「USBデバイスへのインストール」内の 「Ubuntu をUSBストレージ(USBメモリ・HDDなど)にインストールするには」 に従って作業する.

9. 10. の作業を忘れると Windows が起動しなくなるので注意せよ.

8. の「あなたの名前」,「ログインに使いたい名前」の両方を yamamotolab とする.パスワードは当日連絡する.コンピュータの名前は USB メモリの番号が NN とすると yamamoto-NN とせよ.

ログイン時にパスワードを要求する設定にせよ.

インストールが終れば指示に従い,再起動せよ.

インストール後の設定

USB メモリから起動後,ユーザーyamamotolabとしてログインし,まず 自分用のユーザを作成する.

ターミナルから以下のコマンドを入力し, で自分のアカウントを作成せよ.

yamamotolab@yamamoto-00:~$ sudo useradd -m -s "/bin/bash" jtXXXX1b

次にパスワードを設定する. 自分用のパスワードを考える. 以下のコマンドの後に入力し,パスワードを設定せよ.

yamamotolab@yamamoto-00:~$ sudo passwd jtXXXX1b

作成後,もう一枚ターミナルを開き,su jtXXXX1b を実行 してパスワード入力せよ.そのアカウントにユーザーが変更されることを確認せよ.

jtXXXX1b のほうのターミナルで sudo ls などを試みるとわかるが,今回作成した アカウントはこの状態では sudo を行う権利がない. sudo の権利を得るには visudo コマンドで設定ファイルに明示的に ユーザ名を書き込むか,まとめて sudo 権が与えられている admin グループ に加える方法がある.当然,どちらも sudo の権利がないとできない作業である. 今回は後者の方法を行う.

yamamotolab のほうのターミナル(こちらは sudo の権利がある) で以下のコマンドを行え.

yamamotolab@yamamoto-00:~$ sudo vigr

起動しているテキストエディタでは vi エディタの操作で編集を行う. vi はカーソル移動モードと 編集モードがはっきり分かれているのが 特徴である.最初は移動モードになっている. HJKL キーでそれぞれ左下上右へ移動する.

sudo グループの行で A (Shift+A) キーを押す. これで編集モードへ写り,行末へ挿入できる状態になる. カンマの後に自分のログイン名を入れる.

sudo:x:27:yamamoto,jtXXXX1b

入力が終れば Esc キーで編集モードを抜け,ZZ (Shift+Z を2回) で保存して終了する.sudo vigr -s で同じ事をもう一度行う.

ここでユーザの設定は終了である.一旦ログアウトし, 自分のアカウントでログインする.ログアウトは画面右上のメニューから 行う.

自分の名前でログインしたら, sudo ls 等を実行し,sudo を行う権利が与えられていることを確認せよ.

まずパッケージのアップデート環境の 準備を行う.ここまでの作業でアップデートマネージャが自動的にあがっていても この段階では閉じておく.

アップデートマネージャの設定を記入するファイルは /etc/apt/sources.list である. ターミナルから cd /etc/apt とコマンドを入力し, 目的のディレクトリに移動せよ.ls コマンドで sources.list ファイルがあることを確認せよ.

重要な設定ファイルを変更するときは元のファイルの コピーを残しておくと修復作業などに役立つ. sudo cp sources.list sources.list.20130426 というコマンドを実行しコピーを作成せよ. ls でコピーができていることを確認せよ.

次に sources.list を書き換えてアップデートマネージャの 設定変更を行う. 以下のコマンドで sources.list をエディタで開け

gedit

jtXXXX1b@yamamoto-NN:apt$ sudo gedit sources.list

sources.list の一番上に以下の行を挿入し,保存せよ.

sources.list への追加

deb http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise main restricted
deb-src http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise main restricted

deb http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise-security main restricted
deb-src http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise-security main restricted

deb http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise-updates main restricted
deb-src http://sirius.yamamotolab.jt.u-tokai.ac.jp/ubuntu precise-updates main restricted

設定が終ればアップデートマネージャは研究室のミラーサーバを 優先して利用するようになる.初回のアップデート作業は時間が多く かかるため,今日の実習ではアップデート作業を行わない.

自宅でインストールして利用する場合は自分で sudo apt-get update を行ったあと sudo apt-get upgrade を行うという手順でアップデートを行う. 週に 1 回以上の頻度でこの 2 つのコマンドを行い, アップデートのチェックと適用を行うようにせよ.


Updated in May 10, 2013, index, Yamamoto Hiroshi