Coding Theory
2011 年度符号理論特論

科目紹介

情報理論の発達により情報や通信路の統計的性質を数学的に扱い，通信システムの 設計，性能予測を行うことが可能となった．ランダムな情報源を仮定し，誤りのあ る通信路モデルで通信を行った場合に誤りの少ない通信を行うための方法を議論す る通信路符号化について体系的に解説する．いくつかの代表的な符号について誤り 検出，訂正の原理，性能評価について学ぶ．

時限，教室

木曜 2 限，6A-209 教室

授業スケジュール

  1. ガイダンス，授業概要・目標等の説明 (2011 年 9 月 29日) p.2 l.16 まで
  2. 基本的な定義(2011 年 10 月 6日) p.4 l.16 まで
  3. 誤り訂正符号の例(2011 年 10 月 13日) p.6 l.27 まで
  4. 線形符号，生成行列，検査行列(2011 年 10 月 20日) p.8 l.13 まで
  5. 双対符号(2011 年 10 月 27日) p.10 l.4 まで
  6. 重み，最小重み(2011 年 11 月 10日) p.12 l.2 まで
  7. 最尤復号(2011 年 11 月 17日) p.13 まで
  8. コセット(2011 年 11 月 24日) p.19 l.3 まで
  9. シンドローム(2011 年 12 月 1日) p.20 l.23 まで
  10. シンドローム復号(1)(2011 年 12 月 8日) p.21 l.27 まで
  11. シンドローム復号(2)(2011 年 12 月 15日) p.22 l.33 まで
  12. 完全符号，ハミング符号(2011 年 12 月 22日) p.24 l.15 まで
  13. スフェアパッキングバウンド，パッキング半径(2012 年 1 月 12日)p.24 l.32
  14. 被覆半径，誤り確率の評価(2012 年 1 月 19日)p.25 l.17
  15. 試験(2012 年 1 月 26日) 試験教室と同教室

成績判定

出席状況，質疑応答やプレゼンテーションの状況，レポートの内容，試験等により 授業担当教員が行う．特に留意すべきポイントがある場合は，授業の始めに注意す る．

過去の試験

Updated in September 25, 2011, Yamamoto Hiroshi Web