コンピュータの利用の進歩をコンピュータ自体の技術革新と 通信の利用の進歩に分けて説明している.
ミニコンピュータがパソコンより大きいのには歴史的な理由がある. コンピュータはもともと大きい機械が作られ,技術の進歩によって 高性能かつ小型なものに置き換えられる,という歴史を歩んでいる. もともと卓上サイズのコンピュータはマイクロコンピュータと 呼ばれていたが,個人使用の需要の拡大とともにそれを強調する名前として パーソナルコンピュータと呼ぶようになった.
速く,小さく,進化していったコンピュータだがもう一つ, 単体で使うスタンドアロンから複数台を接続して使う コンピュータネットワークへ,という進化も重要である.
現在はインターネットはだれでも利用できる世界規模の公共ネットワークとして 社会インフラとして利用されている.