internet, UNIX, etc.
インターネット,UNIX, etc.

講義メモ

2 章

2.5 節

2.6 節

電子メールについて

総合情報センターのページの 電子メールについての 「◆解説」の文書を用いて電子メールについて説明する.

UNIX 入門

総合情報センターのページの UNIX 基本操作 の文書を用いて UNIX の基本操作について説明する.

  1. 「スタート」→「プログラム」→「ネットワーク」から TeraTermPro を起動して bosei にログインせよ.パスワード入力時には 画面に文字が表示されないことに注意せよ.ログインした後,以下のコマンドを入力せよ. 左端から % まではプロンプトといい,入力する必要はない.

    XXXXXXXX@bosei% pwd
    
  2. プロンプトすぐ後に記入するものがコマンドである.上の例では pwd というコマンドを実行している.この操作で pwd というプログラムが実行される.

  3. オンラインマニュアルのコマンド man を利用して pwd コマンドについて調 査せよ

    XXXXXXXX@bosei% man pwd
    
  4. コマンドに続く文字列を引数という.引数はコマンドで起動されるプログラムに データとして渡される.上の例では man がコマンドで, pwd が引数である.文字列 pwd が man プログラムに渡され,pwd に関する説明が ディスプレイに表示される.コマンドと引数の間はスペースで区切る ことに注意せよ.スペースは 1 個以上なら何個でもよく, 引数が複数ある場合は引数の間もスペースで区切る.

    man コマンドで表示されたマニュアル文書は,スペースキーで 1 ページへ進み, "B" キーで 1 ページ戻ることができる.終了するには "Q" キーを押す.

  5. 以下のコマンドを入力せよ. ">"記号はコマンドの出力をディスプレイではなくファイルへ書き 出ための指示である.ファイル,ディレクトリ名は半角英数文字で入力せよ.

    XXXXXXXX@bosei% pwd >test
    
  6. ls コマンドをマニュアルで調べよ.(man ls)

  7. 作成したファイル "test" を ls コマンドで確認せよ.

  8. 作成したファイル "test" の内容を cat コマンドで表示させよ.

  9. cp コマンドをマニュアルで調べよ.

  10. cp コマンドで "test" のコピー "test2" を同じ ディレクトリに作成せよ.(cp test test2)

  11. ディレクトリには,ファイルやディレクトリを 格納することができる.mkdir コマンドでホームディレクトリに testdir という名前のディレクトリを作成せよ.この段階でのディレクトリ 構成は以下のようになっている.以下の図では角括弧で囲まれた名前はディレクトリである ことを示している.

    [uhome]---[5]---[5adm9999]-+-test
                               |
                               +-test2
                               |
                               +-[testdir]
    
  12. 前の項目で作成したファイル test を cp コマンドで test3 とい う名前のファイルとして testdir 内にコピーせよ.(cp test testdir/test3) test は作業中ディレクトリ(カレントディレクトリ)にあるが,test3 は別のディ レクトリにある.この段階でのディレクトリ 構成は以下のようになっている.

    [uhome]---[5]---[5adm9999]-+-test
                               |
                               +-test2
                               |
                               +-[testdir]--test3
    

    カレントディレクトリ以外のファイルは "/" 記号でディレクトリを 繋げて示す.これをパスと呼ぶ.

  13. testdir ディレクトリに移動し(cd testdir),コピーが成功したかどうか ls, cat コマンドを使って確認せよ.

  14. testdir のすぐ上のディレクトリへ移動せよ (cd ..) ".." はすぐ上の階層のディレクトリを示す. また,"." でカレントディレクトリそのものを示すことができる. cd コマンドを引数なしで実行するとホームディレクトリへ移動する.

  15. 再び testdir ディレクトリに移動せよ.test は一つ上の階層, test3 はカレントディレクトリ(現在いる場所)にある. cat ../test test3 コマンドを実行し, 2 つのファイルを結合させて表示させよ."../test" のようにカレントディレクトリを起点にファイルを指定する方式を相対パス という.pwd コマンドの出力のように "/"から始まるパスを 絶対パスという. cat ../test test3 >test4 を実行し,test4 の内容を確認せよ.

  16. rm コマンドを使って上でコピーした test3 を削除せよ.

  17. 削除が成功したかどうか cd, ls コマンドを使って確認せよ.

  18. 上の階層にある test をコピーし, testdir 内に test, test1, test10 というファイルを作成せよ. ここまでの操作でディレクトリ構成は以下のようになっている. ls, cd を使って確かめよ.

    [uhome]---[5]---[5adm9999]-+-test
                               |
                               +-test2
                               |
                               +-[testdir]-+-test
                                           |
                                           +-test1
                                           |
                                           +-test10
                                           |
                                           +-test4
    
  19. ls test? コマンドと ls test* コマンドを実行し,違いを確かめよ. "?" は任意の 1 文字にマッチし,"*" は長さ 0 以上の任意の文字列にマッチする.

  20. cp コマンドはコピー先として,ファイルを指定する場合と ディレクトリを指定する場合があり,それぞれの場合の動作を理解することが 必要である.man cp で確認せよ.

第 2 回課題「UNIXコマンド」

第 2 回課題「UNIXコマンド」 を読んで第 2 回課題を提出しなさい.


Updated in June 16, 2004, schedule, Yamamoto Hiroshi