OpenCV
OpenCVの利用

Open CV のインストール

Windows 左下の検索窓を使って Anaconda Prompt アプリを起動せよ(Mac はターミナルを起動する).

pip install opencv-python
を入力すると OpenCV がインストールされる.

9章のソースコードについて

他の章と同様 Google Colaboratory 上での使用を前提としたコードなので いくつか書き換える必要があったり,動作しないコードがある. Google Colaboratory を使う方法は教科書 p.20 から書かれている.Google アカウントが必須だが,教科書の 全てのコードを実行したい場合はためしてみよ.

授業ではローカルにインストールしたVS Code で実習を行う.教科書の コードについて下記の書き換えを行え.

cv2では本来 cv2.imshow で画像を表示するが, Google Colaboratory では動作しないために替わりに cv2_imshow というコマンドを使っている. 授業ではローカルでの使い方にもどすため, p.235 コードの 2 行目の

from google.colab.patches import cv2_imshow

をコメントアウトし,9行目の

cv2_imshow(img)

cv2.imshow("image", img)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()

に書き換えよ.cv2.waitKey はいずれかのキーが入力するまで待つ関数である. どれかのキーを押すとプログラムが進んでウィンドウが消える.先に進む時に この表示部分は不要になるのでこの3行をセットでコメントアウトせよ.

p.236-238 のコードは以下のものに差し替えると同様の動作を行える. waitKey()は一枚表示するごとに入れる待ち時間のための関数で, 引数はミリ秒である.先に進む場合はこの全体をコメントアウトせよ. (1行目のcap = cv2.VideoCapture("mov/mov01.avi")を 次のプログラムでも行なっているため)

cap = cv2.VideoCapture("mov/mov01.avi")
while True:
    ret, img = cap.read()
    cv2.imshow('Video', img)
    cv2.waitKey(1)

p.239-240のプログラムはそのまま動作する.

ノック84,85,86のプログラムは最初の例と同様に

cv2_imshow(img)

cv2.imshow("image", img)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()

に書き換えると動作する.


Updated in December 19, 2023, index, Yamamoto Hiroshi