インストール作業の最初にパッケージ情報を最新のものにするために 以下のコマンドを実行する.
$ sudo apt update
図8.1
上記コマンドに続けて sudo apt upgrade コマンドを実行すると全てのパッケージが最新のものに更新される. 作業に余裕のあるときに実行せよ.
下記コマンドで自分の計算機にウェブサーバを設置し稼働させる.
$ sudo apt install apache2
図8.2
ユーザのホームディレクトリを利用できるようにするための モジュールの設定ファイルが /etc/apache2/mods-available/userdir.conf, /etc/apache2/mods-available/userdir.load, に用意されている./etc/apache2/mods-enabled ディレクトリを調べ(cd で移動して ls -l), 上記ファイルへのリンクが無い,すなわち有効になっていないことを確認せよ.
上記モジュールを有効にするためのコマンドは a2enmod である. 以下のコマンドで userdir を有効にせよ.
$ sudo a2enmod userdir
図8.3
設定ファイルを変更しても apache2 を再起動しないと 変更が反映されない.以下のコマンドを 入力し ウェブサーバを再起動せよ.
apache2 の再起動
$ sudo systemctl restart apache2
図8.4
/etc/apache2/mods-enabled ディレクトリを調べ, 有効になったことを確認せよ.userdir.conf を確認し, UserDir として public_html が指定されていることを確認せよ.
上記設定は自分のホームディレクトリ直下の public_html ディレクトリが 自分のトップディレクトリになるという意味である.ホームディレクトリで 以下のコマンドで public_html ディレクトリを作成せよ.
$ mkdir public_html
図8.5
実験用のhtml文書ファイルを以下の方法でコピーする.
cd や ls で public_html,その中の index.html のパーミッションを 確認する.ディレクトリが 755 (drwxr-xr-x), ファイルが 644 (-rw-r--r--) であればよい.(それぞれ775(drwxrwxr-x), 664(-rw-rw-r--)でもよい)
ifconfig コマンドを使用するために net-tools コマンドをインストールする. apt を用いてインストールせよ.
ifconfig コマンドで自分の端末のIPアドレスを調べ, ブラウザのURL欄に"http://自分の端末のIPアドレス/~自分のユーザ名/" を入力し,表示を確認せよ.
2019年度の受講生のトップページへのリンクは以下の通り.
課題「HTML 文書の生成」 を読んで課題 6 を作成せよ.